誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

おかんへ書く手紙

おかんへ書く手紙 (完)

あの時はさすがにもう終わりやなぁって思ったわ。それでえぇ思ってたし。まぁ何はともあれって感じやな。 永遠は今おかんの実家である北海道の登別に住んでいる。じぃちゃん、ばぁちゃん共に居なくなって家を引き継いで住むためにこっちへ引っ越したのだった…

おかんへ書く手紙 七話

それからちょっと経った頃やったかな。完全に俺の中で線が切れたのは。 俺はバイトから夜中3時頃に帰った時やったな。開くはずのない玄関のドアが開いておかんが帰ってきた。俺何が起こったんか最初わからんかったわ。おかんもばれちゃったみたいな顔して笑…

おかんへ書く手紙 六話

それからちょっと経った頃やったかな。完全に俺の中で線が切れたのは。 俺はバイトから夜中3時頃に帰った時やったな。開くはずのない玄関のドアが開いておかんが帰ってきた。俺何が起こったんか最初わからんかったわ。おかんもばれちゃったみたいな顔して笑…

おかんへ書く手紙 五話

俺が専門学校通ってた時終わってからバイトで帰ってくるんは夜中3時か4時やったよな。いつもおかんはご飯作ってくれてラップしておぼんに置いてくれてた、今思い出してもほんまに感謝しかない、ありがとう。睡眠時間帯ほとんど無くてあの頃はきつかったなぁ……

おかんへ書く手紙 四話

雪の季節になったらおかんのあの名言思い出すねんなぁ。 永遠は外の雪景色を見て文字を走らせる。 まぁまぁネタにさしてもらったけど。おかんがテレビで北海道のニュースで写ってたダイヤモンドダスト見て「めっちゃ綺麗なぁ。なんやっけこれ?ハウスダスト…

おかんへ書く手紙 三話

昔からよう怪我する子供やったよなぁ。中学卒業するまでで骨折11回…まぁまぁ折ったな。おかんは怪我して帰ったら決まり文句みたいに「とりあえず湿布貼っとき!そのうち治るわ!色変わってなかったら大丈夫!」どこでそんな雑な治療方針習ったん?雑過ぎるや…

おかんへ書く手紙 二話

昔から家によう近所のおばちゃん達来てたよなぁ。おかんはみんなの人気もんなんやって子供ながらに思ってたわ。おばちゃん達来る時お菓子やらようさん持って来てくれてたから俺は嬉しかったけどな。 みんなが寄って来るおかん見てそれも嬉しかった。俺はあん…

おかんへ書く手紙 一話

目を覚まし窓を開ける、空一面真っ白で境目が無い曇り空。曇りの日はどうしたって気分が上がらない。落ち込まないまでも晴れやかな気分には誰しもならないだろう。「なんかどんよりしてるなぁ…」少し寂しげに呟く永遠《とわ》。 こんな日は無性に実家の家族…