誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

おかんへ書く手紙 六話

それからちょっと経った頃やったかな。
完全に俺の中で線が切れたのは。

 

俺はバイトから夜中3時頃に帰った時やったな。
開くはずのない玄関のドアが開いておかんが帰ってきた。
俺何が起こったんか最初わからんかったわ。
おかんもばれちゃったみたいな顔して笑ってたし。

 

永遠は部屋におかんを呼び込んで事情を聞いた。なんとなくだが察しはついていたのだが、確信を得るためだった。


「どこいってたん?ってかどういう事?」
永遠は怒りで声を震わせながらおかんに問う。この怒りの矛先はおとんに対する物であったが、夜中に女一人で出ていったおかんに対する物も無かったわけではない。
「カラオケで一人で時間潰してた…」
おかんは何故か笑っていた。
「お父さん止まらんくなってお母さんも腹立ったからマンダイ行ってくるわ!って出ていってん」
永遠は怒りに震えていたがその答えに思わず笑ってしまった。
「いやいや、何時や思てんねん、マンダイ開いてへんやろ」
と少し雰囲気が和らぎ永遠は落ち着きを取り戻した。


こんな時まで関西人出すなよと永遠は思った。

 

後日抑えきれなくなった永遠は家族で話をする場を儲ける事にした。