誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

雪かき

今日は久しく朝から雪が積もりせっせと雪かきをした。大した雪という事ではないが、降ったそばからかいていかないと、その雪が氷どんどん雪かきするのが大変になるからだ。

降ったばかりの雪は用意にかく事ができるため、大して重労働ではない。

 

雪かきしながらしんしんと降り積もる雪を見て、少し寂しい気持ちになった。

新しく人生を再スタートする意味も込めて、新たに移り住んだこの街、とても田舎で人の数も少ない、祖母から受け継いだ家なのだが、住み始めて早々に近隣住人とのトラブルも発生していて、少々気にやんでいる。

祖父と祖母はとんでもない遺産まで残してくれていったものだと雪かきをする時はいつも思い出す。

 

新天地でしんしんと降る雪の中、地元を離れ一人で生活をしているが、環境が(特に近隣トラブル)良くないせいもあって、新たに住み出したこの地に意味を見いだせなくなっており、自分はここにいる意味があるのだろうかとしばしば考える事がある。母はそんな事情を理解してくれており、いつでも、すぐにでも帰ってきて欲しいと言ってくれている。

もちろんそうしたい。母に遭いたい。しかし、そうも簡単ではない話でもある。

父は何かとめんどうな堅物でここに来るのも半ば強引に来てしまい、自分的にもそう簡単には出戻りできない状況なのである。

母は住んでから出てきた問題でその事は仕方ないのだからと、その事で父が何か言うことはないと言ってはくれているが…

 

せめて受け継いだ家を1年でも守りたいという気持ちと、日々受けるストレスの一つを無くしたいという気持ちと複雑な毎日。

何か明るい兆しを求めて今日も胸を指すようなストレスの中必死に自分の生を全うしようともがく。

 

母に遭いたい…

いや、おかんに遭いたい…