誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

おかんが母で良かった

今朝は朝日では無くインターホンの音で目を覚ました。

玄関を開けるといつもと同じ宅配業者が段ボールを2つ抱えて笑顔で立っていた。

寝ぼけながらいつもの如く伝票に判をついて荷を受け取った。

1つは、ネット通販で注文した5kgの米、そしてもう1つは、母からの荷物だった。

実家にある本を20冊程送ってもらう約束をしていたからだ。

 

荷物を受け取ってまた眠ってしまって荷物を開けたのは昼を過ぎてからだった。

開けるとそこには自分の好きなお菓子や食料がびっしりと詰められていて、その底にどっさりと本が並んでいた。

本を凄く楽しみにしていたのだが、ふとお菓子を出していると、先日何気なく

「これめっちゃ好きやねんなぁ」と実家でおかんと2人で食べたお菓子があり、それだけ3つ入っていた。

何気ない会話から息子の好きなお菓子をあえて多く入れてくれていたのだ。

それを見て、おかんの何気ない優しさにとても暖かい気持ちになった。

おかんもこれを選ぶときに、あの子好きって言ってたなぁ…など考えながら選んでくれたのかなぁと勝手に嬉しくなり少しウルッときた。

 

どうしようもない息子だけど、おかんにとっては息子が居る世界だから生きている意味があると言ってくれていた事を思い出す。

そんな良き一日の始まりだった。