誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

籠り物語

夕食のセッティングを終え小休止を取っている時、康之さんが
「卓彼女おらんの?まぁおってもお前やったら置いてでも来るわな」
笑いながら卓に言った。

なんてリアルタイムな質問なんだと卓は思いながら
「一応居ます、そして、まさに置いてきてます」
苦笑いするしかなかった。

 

卓は忘れていたさっきのメールを思い出し、少し憂鬱な気分になった。

 

夜の仕事を終え部屋へと戻り一服しながら、ようやく彼女からのメールを開いた。
だが、すぐに返す事はせず忘れようとするかの様に煙草を揉み消し風呂へと向かう事にした。

 

湯船に浸かりながら物思いに更ける。
自分の答えははっきりしてるのだが、切り出すタイミングがわからず、そんな状態をズルズル続けている事に罪悪感を感じていた。

 

風呂に来たのも頭をぼぉっとさせて頭をリセットする目的だったが、のぼせるだけで良い答えはでないままだった。

ただひとつ、3学期の間には必ずけじめをつけようと自分に言い聞かせ風呂を後にした。